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2024.3.7 thu
セルドレスには、レンタルにない魅力がたくさんあります。「高価なウェディングドレスを購入なんて…」と思うかもしれませんが、じつは着用回数や着用シーンによってはレンタルよりお得になるケースも。
そこで、ウェディングドレスの購入をおすすめする理由を魅力とともに紹介。実際の購入方法や購入場所、失敗しない選び方の注意点、着用後の使い道も解説していきます。
日本ではウェディングドレスはレンタルするのが主流。ですが海外では、自分だけの一着を購入する花嫁さまが多いです。
特に欧米ではお色直しがないケースが多く、ウェディングドレスがリーズナブルな価格帯で手に入ることから、マイドレス購入が当たり前に。海外ドラマや映画でもドレスを購入するシーンや、自宅のクローゼットに掛けているシーンを見たことがある人が多いですよね。
いまは日本でもリーズナブルなウェディングドレスのセルショップや、オーダーメイドのウェディングドレスショップが増えていて、購入を検討する花嫁さまも増加傾向にあります。
ウェディングドレスの購入が選ばれているのにはこんな理由があります。
ウェディングドレスを購入する一番のメリットは、自分の体型に合わせて細かにサイズ調整ができること。
レンタルでもサイズのお直しはできますが、バックの編み上げでウエストサイズを調整するのみで細部のお直し・デザインの変更はできないことがほとんど。セルドレスであれば丈詰めに肩幅詰めなど、お直しの幅がグッと広がります。
体型にフィットしたドレスは着心地が良く、花嫁さまの個性を引き立てて美しく見せてくれますよ。
ウェディングドレスをレンタルする場合、式場が提携しているドレスサロンのラインナップから選ぶのが一般的。テイストやデザイン、価格帯が限られていることも多いです。
しかし購入の場合、選択肢は無限大。価格もデザインも自分の理想に近づけることができます。
また購入したウェディングドレスは、袖を追加したり刺繍を施したりといった大胆なアレンジができることも魅力です。自由なアイデアで自分らしい着こなしが楽しめます。
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バックのくるみボタンを取ってV字開きにしたり、スレンダードレスの裾のサイドやフロントにスリットをいれたり、ロングドレスをミニ丈にする方も。
前撮り・後撮り、海外二部制ウェディング、1.5次会と、日をまたいで複数回着る予定がある場合は、レンタルよりも購入したほうが安く済むこともあります。
例えば20万円のレンタルドレスを別日で3回使用する場合、合計60万円+クリーニング代がかかりますが、セルドレスであれば1回の支払い+クリーニング代のみで何度でも利用できます。
着用後は“売る”という選択肢もあるため、一着数十万円の高級ブランドのドレスも最終的にはレンタル以下の金額で済んだ、なんて話も。
レンタルのウェディングドレスはサロンごとに基本のレンタル日数や時間が設定されています。それを超えると延長料金が発生するため、トータルコストを気にして、着たいと思っていたウェディングドレスを諦めるケースも。
その点購入であれば、リゾートウェディングや海外挙式、ハネムーンフォトなど、国内外への持ちだしもふたりのタイミングでOK。時間を気にすることなく、好きなタイミングで好きなだけ着られます。
レンタルの場合は着用場所を制限されることも多いですが、購入したドレスなら好きな場所で着用OK。ガーデンウェディング、ペットウェディング、リゾートウェディングなどの汚れが気になるシーンでも、気兼ねなく着られるのが嬉しいですよね。
海や森などの大自然のなかで撮るウェディングフォトにもぴったり。マイドレスがあれば、ふたりの世界観を存分に表現できます。
ウェディングドレスの購入には、着用シーンや予算に合わせた以下の方法があります。
・理想のドレスを叶えたい…フルオーダーメイド
・自分にぴったりの一着が欲しい…セミオーダーメイド
・価格を重視したい…中古、フリマサイト
・価格もデザインも両立したい…ECサイト
オーダーメイドはイチからウェディングドレスをデザインしてもらう方法。セミオーダーメイドは既存のデザインをぴったりのサイズで仕立ててもらう方法です。
オーダーメイドというと敷居が高いイメージがありますが、価格はピンからキリまで。素材や品質の良し悪しにこだわらなければフルオーダーでも十数万円から購入できるショップもあります。
人気のブランドドレスを少しでも安く購入したい、屋外で気兼ねなく着たいという人は、中古やフリマサイトを覗いてみるのがおすすめ。価格もデザインも納得のいくものを自宅でじっくり選びたいという人は、ウェディングドレスのECサイトをチェックしてみてください。
購入後に「失敗した」とならないために、購入時に注意したいのは以下のポイントです。
もっとも失敗が多いのはサイズです。普段着用しているサイズだから大丈夫、と思っていても、実際に着てみたら入らなかった…なんてことも。
購入後はさらに体型にフィットさせるためお直しに出すのが一般的ですが、あまりに体型とかけ離れているとお直しができない場合もあります。
サイズ表はあくまでも目安になるため、サロンなどに足を運んで試着をするのがベスト。サロンが遠方の場合やネットの購入は、サイズについてプロに相談できるショップや、自宅で試着できるショップを選ぶと安心ですね。
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最近はメールや電話ではなく、LINEで気軽にお問合せできるショップも増えています。DRESS EVERYでも、イメージやデザインの相談、在庫の確認などをLINEで承っていますので、お気軽にご相談ください。
通販で購入する場合に特に気をつけたいのは生地感です。安いものと高いものでは肌触りはもちろん、光沢感やしなやかさが異なります。イメージ写真では高級感があったのに、届いてみたら写真と違っていて安っぽかった…というのはよくある話。
実物を見てから購入するのが難しい場合は、口コミをチェックする、生地のサンプルや写真をもらうなどしたうえで、納得ができるウェディングドレスを選びましょう。
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一般的にシルクは軽くてなめらか、アクリルやポリエステルなどの化繊はシルクに比べると重く、生地も硬いことが多いです。素材や装飾の質は着心地や写真映えにも影響するので、デザインだけで決めずに、しっかりと試着して細部までチェックすることをおすすめします。
レンタルの場合はグローブやアクセサリー、ヘッドアクセサリーなど、ドレスに合わせた小物が一式用意されているのが一般的。セルドレスの場合は合わせる小物も自分好みにカスタマイズできるのがメリットです。
ただその分、一歩間違えるとトータルコーディネートがちぐはぐになってしまう可能性も。
「好きなデザインのウェディングドレスを購入したけれど、ドレスに合う小物がない」とならないよう、購入前にトータルコーディネートをイメージして、小物類もチェックしておきましょう。
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DRESS EVERYではベールやグローブ、アクセサリーなどの小物も3,000円から用意しております。メンズのタイやカフスも取り扱っていますので、来店の際はぜひチェックしてみてください。トータルコーディネートの相談もお気軽にどうぞ。
ウェディングドレスの購入で見落としがちなのは保管場所の確保。購入したドレスは式当日まで自宅保管になる場合が多いです。
購入後はビニールから外し、ドレスカバーをかけて直射日光が当たらない、風通しの良い場所で保管します。裾がつかないように掛けられる場所、もしくはドレス専用の箱を置く場所が必要なので、購入前にスペースを確保しておきましょう。
購入したウェディングドレスで気になるのは着用後のこと。結婚式が終わったあとのウェディングドレスは大きく分けて「手放す」「保管する」の2つの方法があります。
それぞれ詳しい使い道を見ていきましょう。
保管場所に困るから手放したい、かかった費用を少しでも取り戻したいという花嫁さまにおすすめなのは“売る”方法です。リサイクル業者に買い取ってもらう、フリマアプリ、オークションに出品するなどの方法が一般的。
個人間のやりとりはトラブルが心配…という人には、ウェディングドレス専門の買取専門業者に依頼すると安心ですね。
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DRESS EVERYでは、当店で新品で購入したドレスのみに限り買取サービスをおこなっています。
ウェディングドレスを使用後、クリーニングへ出していただき査定します。買取価格は、2~7万円ほど。ドレスの状態や年式、デザインなどで買取価格は異なります。詳しくはLINEよりお問合せください。
Instagramや地元掲示板などのSNSを通じて、これから結婚式を挙げる花嫁さまへウェディングドレスを譲るという方法もあります。お譲りといっても無料ではなく、金額を指定したうえで条件に合った人に譲るといった形です。
ただし個人間のやりとりになるためやりとりは慎重に!後々トラブルにならないよう、お譲りのルールを決めておくといいですね。Instagramの検索窓で「#花嫁バトン」と検索すると、お譲りしたい花嫁さまの情報が出てきますので、ぜひチェックしてみてください。
「将来子どもに譲りたい」「思い出としてとっておきたい」という人もいますよね。保管する場合はそのままクローゼットに掛けておくと黄ばみの原因になることも。クリーニング後に業者に真空パックを依頼し、専用の箱に入れて保管しておきましょう。
結婚記念日などの節目には着用して、写真を撮るのも素敵。
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真空パックはボリュームダウンすることで保管がしやすくなるのはもちろん、カビ、防虫、湿気による縮み防止、酸化による色あせ防止、黄変防止などさまざまなメリットがあります。DRESS EVERYの提携のお直しサロンでは、「クリーニング+真空パック」のサービスを28,600円(税込)でおこなっていますよ。
売りたくはないけれど、保管場所がないという花嫁さまはリメイクがおすすめです。
リメイクのアイデアには
・ベビードレス
・子ども服
・ワンピース
・ミニチュアドレス
・ジュエリーボックス
・ポーチ
・バッグ
・ぬいぐるみ
といったものがあります。リメイクは、ウェディングドレスのリメイク専門の業者に依頼するのが一般的です。もとのデザインや花嫁さまが好きな部分を活かしてデザインしてくれるため、着ることはできなくなってしまうものの、想い出として長く手元に残しておくことができます。
最後に、実際にウェディングドレスを購入した花嫁さまのマイドレスと、購入の経緯や購入後のアレンジを紹介します。
@nankachiisaihanayome_wdさんのインスタグラム
「PRONOVIAS(プロノビアス)」のドレスが好きだという花嫁さまが購入したのは、PRONOVIASの姉妹ブランドの「WHITE ONE(ホワイト ワン)」のドレス。ノースリーブに背中が丸く開いた珍しいデザインが特徴的で、花嫁さまのお気に入りのポイントです。
オフショルダー推しだというお母さまの意見で、前撮り後はオフショルダーにお直しをされました。切ったすそ部分と取り外した肩部分のレースを使い、チュールの透け感、重ねる枚数を相談しながら完成したというオフショルダードレスは、まったく違うドレスのよう。まさに世界で一着だけのマイドレスです。
大胆にアレンジできるのも購入ドレスの魅力。お母さまが大満足されたということで、花嫁さまも嬉しかったのだそう。
@nh.icy.weddingさんのインスタグラム
一目ぼれしたドレスを購入されたというこちらの花嫁さん。購入は想定外だったため悩んだそうですが、海外で後撮りをすること、体型にフィットしたお直しができること、後撮り後はリセールできることなど、総合的に考えてコスパが良いと判断。購入を決断されました。
実際に2回レンタルするよりもお得だったこと、マイドレスを見るたびに幸福な気持ちになれたことで、購入してよかったと思ったそう!
DRESS EVERYでは、PRONOVIASグループから生まれた「St.Patrick(サンパトリック)」や、世界中のセレブから愛されている「MILLA NOVA(ミラ ノヴァ)」、「JUSTIN ALEXANDER(ジャスティンアレクサンダー)」など、良質なインポートドレスを豊富に揃えています。
ドレスはすべてバイヤーがセレクトしたこだわりのもの。細部まで作り込まれた刺繍やビーディング、うっとりするような手触りをぜひご試着で体感してください。
ライター : ichika
DRESS EVERY staff
DRESS EVERYで購入したドレスも、提携のお直しサロンで花嫁さまの体型ぴったりサイズに調整が可能です。細部までこだわってお直ししたドレスは、360度どこから見ても美しい立ち姿を演出してくれますよ。